無境さんとの対談動画がありまして、
今回は第二弾の補足を行っていく予定です。
無境さんのブログはこちら
歪な発達をした大人達とは?
インテグラル理論には色の段階、人によってはステージという概念があります。
そして私達の中で問題を起こしている大人というのは
この段階ごとの課題を拒絶したり、
その時の快感や成功に執着している問題が起きています。
例えば
マゼンタ(パープル)の統合ができてない例では、スピリチュアルの過剰な攻撃や拒絶、逆にこれさえあれば何でも治るというような手技の嘘に騙されるなどあります。
これはマゼンタに特徴的な万能感や承認欲求の分離や固着があり、
口では患者のためと言っておきながら
独りよがりなアプローチに走るか、
過剰なまでに自分達の理解を超えた存在を恐れるなどがあります。
次にレッドの統合ができてない例では、
自分の地位に胡座をかいてパワハラやするべき時に主張できず搾取や生贄のような人生を正当化するだけになります。
これはレッドが自己主張や自己表現が特徴でありここの分離や固着があると、
症例報告や成功者の話を拗らせて否定したりする拒絶や、
過度に自分がお金を稼いだ事を自慢しまくり、稼げない奴はクズだの暴言や暴力的なマウントもあります。
以上のような歪な発達とは
固着による歯止めが効かない執着の結果で、
拒絶は隠して拗らせた不一致の結果
とも言えます。
悟っただけで完成したと誤解する人々
ここで
無境さんと共有できたのは
(発達段階の)前を踏まえないで、
捨てたりするからおかしくなってるよね
ということになります。
これは非二元の成功者も世界と一つになった、この世の欲がなくなった崇高な存在と周りがもてはやしてるだけで、
書籍を見てもスピ系ユーチューバーの動画を見ても
インテグラル理論のレベルの段階による発達が歪だから
愛の範囲が限りなく限定的だったり
(自分をもてはやす人間は贔屓して、チヤホヤしない人間は哀れだとジャッジするなど)、
恐怖や不快感を超えれてないから
他宗派や異なる価値観を受け付けられない
(仏教だと真我の話をすると検証や仮説もなく一方的な否定説の説教をするなど)
未熟な指導者がいるもんだなと
呆れた記憶もあります。
高い発達段階にあっても
悟りや目覚めに興味がなくて、
覚醒の道があるから
物質や成長だけでないと
突っ込みたい人も出てくるものかと
思いましたが、
そういう人は残念ながらお互い見ていることが少なそうで、
(殆どの魂がニサルガのような覚者に興味を持つのは魂的に早く、遅すぎるケースが少ないという前提がありそうですが)
基本私達が引き起こしてる対人関係や遭遇する人間の問題は
粗大や微細の話の前に
前の段階を捨てたり、
固着してるエゴが残ってるからこその対談となりました。
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