インテグラルなセラピーへのブログ

インテグラル理論に基づく成長と覚醒への癒やしと学びに繋がるお話し

井の中の蛙ならぬ治療家にならないために

前回カルト的な指導者につくと
疑問を持つことを封じられるため

自分の頭で考えられない事が深さを阻み、

きちんと目的や目標を高くして
症状ではなく症因の探求をすることで深くなる

という話をしました。

 

ですが
どれだけ深く学んだとしても
問題点がそこになければ
解決はできないので
様々な問題点や解決法に辿り着く
多様性すなわち、広さについて解説します。

 

広さ=選択肢の数

 

ロジックツリーで言うと
分化する時のカテゴリー数
に該当します。

これは、考慮する原因や要因、アプローチの多様性を確保することです。
そのことによってより確実に
患者さんやセラピストに合った選択を取れます。

 

広めるためには
まずゼロベースで考えると
提唱者の馬田隆明氏は述べています。

そもそも何のためにあるのか?

そもそも必要なのか?

そもそもどうやって作ればいいのか?
などを考えるとのこと。

 

和多志自身も
学んだ先生から理学療法士には
カイロプラクターのような哲学がないと教わってから
理学療法の存在意義や
自分は何のために治療をするのか?
そもそもなぜこの人は和多志のリハビリを受けるのか?
など考えると
単純に手技だけ極めればいいのではないと
視野が広がった経験があります。

 

他にも視点や視座を変える話がありますが、

これはフェスタで話したので割愛します。

(ちなみにインテグラル理論にある
AQALは自分の視座や視点を変える
見方に役立ちます)

 

それに対して
広さを狭める働きもあります。

例えば理学療法だと
身体やリハビリのことばかり重視して、
専門でないからと心の問題を無視する傾向があります。


もしそれらを疑問に思っても
解剖や運動学の学び不足を責めて
心理的な肉体の影響を無視したり、
大多数の治療家は霊や氣をインチキ扱いして、

オーラやチャクラの問題から思考停止しています。

だから
理学療法はこうあるべきとか
スピリチュアルは嘘とか
偏見や主観で疑問や議題を捨てるからこそ
視野が狭くなっていき、
一定の部分で広げれない問題に突き当たります。


もし広さが適切ならば
別の団体や職種に対して
敬意を持って自分はできないことを
彼らはできると委託することや、
(霊の事はわからないが、きちんと見れる人はこの人だと認知できる)

自分達が一番深く掘れる、解決できるのはここだと、
クライアントや周りに論理的かつ合理的な説明や

信用を得られるコミュニケーションに繋がります。

 

このことで深さの偏りを広さに目を向けて

解決できる事もありますが、

この2つだけでは解決できない理由が

残り2つの項目にあります。


次は構造について話していきます。