インテグラルなセラピーへのブログ

インテグラル理論に基づく成長と覚醒への癒やしと学びに繋がるお話し

直観と直感、感覚と感性の違い~感じる力の四象限~

直観、直感、感覚、感性は、いずれも「感じ取る」という意味で、日常会話では混同して使われることも多い言葉です。しかし、それぞれに明確な違いがあります。

今回はインテグラル理論のブログらしく
この感じ取る力をどう4つに分けられるのか解説していきます。

本来の四象限は?

四象限は内側と外側、個人と集団
という風に分類されます。

 

例えば感じる力が

個の
内側だと五感や直感
外側だと脳波などのセンサー

集団の
内側だと空気や雰囲気
外側だと医学や社会学

という風に分類されます。

 

ただ、これは次回にも書くのですが、
これだと本来和多志が伝えたい事や
世の中に対する疑問への深堀ができないため
少し違った視点で象限を作ってみました。

 

ヒントはMBTIやユング心理学

昔はMBTIなどを勉強していたこともあり、

直観と五感という分け方があることも知っていました。

これは

内で感じることが直観

外を感じる力が五感となります。

ですが和多志はこの分類に美しさを感じず、
違和感を感じていました。

そのため更なる綺麗な法則を考えてみた所、

そもそも直観というのは直観と直感が混合されている、
五感も感覚と感性が一色単にされているでは?

という違和感に氣づきました。

そこからこの4つはどう違うのか調べてみました。

感じるという個の内面を更に深堀した結果

まずは直観と直感の違いになります。

直観と直感どちらも直接とあるように、
五感によって生まれる思考や感情を介していないと言われ、
直という漢字が使われています。
けれどもこの二つの違いは、接続先の違いになります。

これが世界の法則やシステムにアクセスすると、
直観となり未知の事柄の理解や判断に繋がり、

次により自分の本能や内面のコアにアクセスすると、
直感となり目の前の事柄についての理解や判断に繋がる

ということになります。

 

次は感覚と感性の違いです。

上記2つと違いこれは靈感や超能力が関与しない

人間に共通する範囲での五感に基づいた理解や判断です。

これを2つに分けることの意義ですが、

感覚が外部からの刺激に対する反応の結果に対して、
感性は外界の情報から意味や価値を読み取る力になります。

要は感覚が旨味スコア~という共通の認識ができたとしても、
感性が関与するとその人独自の思考や感情の結果による
答えの出し方が違うため、
ある意味四象限の外側よりの内面を示すことになります。

 

以上のようにただ感じる力とスピリチュアルでいわれがちですが、
それがどこを刺しているのかここまで違うものなのです。

まとめ

  • 直観:本質や道理を未知からでも感じる
  • 直感:過去の経験や知識に基づいて、思考を介さず判断する
  • 感覚:五感を通して、外界からの情報を受け取る
  • 感性:感覚を通して、美や善悪、喜びや悲しみなどを感じる

 

さてこれを読んでこれから

あなたが取るその選択は


本質に基づいた「直観」なのか?
それとも
記憶に基づいた「直感」なのか?

 

はたまた

正しい感覚によるものなか?

もしくは

良心に従った感性よるものなのか?

 

それに従えば、
直感が神聖視されている
スピリチュアルの世界でも
冷静な判断ができるかと。

 

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