インテグラルなセラピーへのブログ

インテグラル理論に基づく成長と覚醒への癒やしと学びに繋がるお話し

スパイラルダイナミクスの解説をしてみましたPart2

前回の記事の続きになります。

今回は3つ目の各階層の説明

生存段階の補足について書いていこうと思います。

youtu.be

 

ざっくりとそれぞれの段階の特徴

天下氏のFacebookの投稿より
少しアレンジして生存段階の特徴を改めて書くと、

インフラレッド生老病死という苦・痛みの出現
マゼンタ:精霊や神という存在で痛みを認識・判断する
レッド:個の(暴)力で痛みと戦い、エゴを抑え込まず、
既存の自我を支配しようとする
アンバー:「情」と「恐怖」でエゴを抑え込み、「痛み」に耐える。
オレンジ:目標設定(より痛みがない世界)
に基づいたルールを作り、
進行具合の有無によって「いい人」と「悪い人」を分離し、
「悪い人」を処罰することによって、
秩序を保ち、目標に到達しないエゴをなくそうとする。
グリーン:関係性を大切にすることによって、痛みのない社会を作る
力や規律や目標といった上下のエゴを否定する

と動画では言えなかった特徴があります。

 

どの段階にも言えることなのですが、

実は「痛み」を消そうとするというのが

この生存段階の特徴なのです。

 

超えて含むとは?

改めて伝えたいのは、
ティール組織のカラーも、
スパイラルダイナミクスのレベルも、
前の段階を踏まえて発達する

つまりマゼンタの特別感が存在しない
アンバーはありえないですし、

レッドの力という衝動に融合して、
執着して抜け出せていないのに
アンバーやオレンジという段階というのは
理論上おかしい話になります。

 

つまり和多志達がより崇高な存在になるには
下品と馬鹿にしてきた
性、ヒエラルキー、力
といった要素を肯定する必要があります。

 

本来各階層の説明がメインになりましたが、

もし動画を改めてみたり、

インテグラル理論を学ぶ方は、

スパイラルダイナミクス

この人はこの段階だとか

判断というジャッジに利用するのではなく、

超えるべき課題は色で言うとどれなのか?

包まず無視や排除してきた世界観は

どの段階にあったのか?

 

このような視点がないと、

次の生存段階と言われる、

痛みを超越して、痛みを包含した

生き方とは言えないと見れます。

 

和多志達はまだまだ痛みを否定したり
受け入れられず、
無くしたい段階にいるのが殆どです。

 

だからこそ、

どんな形であれ痛みは消せないのだと
徹底的に痛みを消すための学習と経験をやりきらないと、
解脱も覚醒も夢のまた夢と言えるでしょう。

 

 

追記事項

マゼンタの部分で話したメサイアコンプレックス
和多志のこの記事↓が参考になります。

integraltherapy.hatenablog.com

 

我ながら半分以上愚痴みたいな内容ですが、
マゼンタの特徴でもある、
特別感や万能感を適切に発達できなかったり、
その段階での感覚や感性を育つことを阻害されていたら
無境さんが仰る選民思想
上記記事の社長のように押しつけがましい善意を振りかざす人になってしまいます。

 

また動画にあるマゼンタ・レッドで止まっている人は
病気でない限り少なくて、
陰謀論メサイアコンプレックスで問題になる人は
マゼンタやレッドの発達を邪魔させられて、
無理やりアンバーに到達させられた
規律に従うけど情緒と態度は大人子どもな
アンバーという特徴があります。
(需要や必要性があればまた書くと思われます)

 

 

 

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