インテグラルなセラピーへのブログ

インテグラル理論に基づく成長と覚醒への癒やしと学びに繋がるお話し

エネルギー療法だけでリハビリや治療は成立するのか?

前日あるセミナーに参加して、参加者の方とお話しして、
手かざしやエネルギーの治療だけをしている先生がいるが、
本当にそれだけで治るものなのか?
というテーマがでてきて、
和多志もそれについて話していました。

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靈能者にも色々な種類がある

いきなりですが、ニサルガの全否定

「和多志の右手は和多志であるか?」

=

「右手がなくなったら、和多志ではなくなるか?」

などあらゆる自分だと認識しているものを検証して、

それでも残るものは何かを探求する

ワークと言えます。

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靈氣とか氣功とかそもそも何か?

インテグラルヒーリングを提唱していますが、

これはダウジングによるカウンセリングにより

発達や覚醒を妨げるコア問題を深堀し、

その後に最適なワークないしエネルギー療法を行うのですが、

あまりにもマニアックであり、

そもそもエネルギー療法で主流となっている

靈氣や氣功と違った面を打ち出した方がいいと思い、

独学での情報収集ですがこの2つのまとめた結果を載せてみます。

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靈授やアチューメントを受けないと靈氣でないのか?

前日レイキの実践&交流会というものに参加してきました。

何個か学んだことがあったのですが、

逆にこちらが疑問や批判したいことも幾つも生まれました。

 

AtoZや今は消したアメブロの時は

疑問点の問いかけ方や批判をよく書いていましたが、

Instagram中心の活動になってからそのようなことがなかったので、

久しぶりに和多志が学んできた頭にあることを載せてみます。

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SHASの無料モニターで学んだ事

前日SHASの学生の方のヒーリングを受けてきました。

SHAS(School of Healing Arts and Sciences)はハンズオンヒーリングのスクールです。

 

私自身こちらの校長の王 由衣氏の
『癒しの光(上)』『癒しの光(下)』を読んでいて、
ブログのチャクラの話もチャクラ鑑定をしていた時は
参考にさせて頂きました。

 

今回募集されたページなどをみても
よくある歪な文章や邪気めいた雰囲気などなかったので
久しぶりに対面でヒーリングを受ける事にしました。

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インテグラルヒーリング(∫・H)とは

インテグラル・ヒーリング(∫・H)は

私が独自に

インテグラル理論

様々なヒーリング手法を

組み合わせた

新しいヒーリングモデルです。

 

Instagramのストーリーにもありますが、

その内容をブログでも解説します。

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宗教アレルギーの科学主義崇拝教者へ

無境さんと動画で、

日本人って瞑想とか宗教に対して

何かネガティブな偏見や未熟ないし幼稚な捉え方しかできてないよね

っていう話がありました。

 

Part4はスピ系もインテグラル理論を学んでほしいと書きましたが、

そもそもスピ系とは縁もゆかりもない

むしろ神様とか神社仏閣なんて胡散臭いと毛嫌いしてきている人たちの啓蒙文みたいなものも書いてみました。

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スピ系も学ぼうティール組織とインテグラル理論

前日無境さんという方と対談させて頂き

動画はこちら

youtu.be

Part4まで分割されてたので

それぞれの補足をブログにあげてました。

 

今回はその最後となります。

無境さんのブログはこちら

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時間の千里眼を持ったセラピストになるには?

前回構造を語ると治療とはシステムであり、

特定の目的のための範囲やパターンがあると書き、

そこを意識しなければ

どんなに深く広く学んでも

ノウハウコレクターとして終わりかねない

という内容を書きました。

 

そして

治療家の解像度を上げる編最後に占めるのは

時間についてです。

 

時間=予測・流れを掴む

 

「時間」とは、経時変化や因果関係、

物事のプロセスや流れをとらえることです。

「時間」を持ち合わせている人は
患者がまだ痛いと言っても
その痛みがこれからどうなっていき
いつまでによくなるのか答えられます。

 

実際にある先生がとあるカイロの手技を受けることで、
検査結果は変化が出てるが自覚症状がないも、その後ふと氣づいたら良くなってたということもあります。

逆に目先の症状に振り回されたり、
教科書に書いてあるような予後予測しかできなくて患者の変化に疎い人は時間の解像度が低いと言えます。

 

時間を構成する要素は、

ステップと流れの

変化と歴史です。

 

そのため時間の解像度を上げるには

ステップという基礎を学び、

可能なら業界やその治療法が生まれた歴史

を知る必要があり、

流れや変化に対して敏感になる必要があります。


医学はこの部分は精細なようで粗い面もありますが、
(疾患名上の括りやエビデンスの出し方に限界がある以上)
これまでの医学や療術に対して敬意や素直で謙虚に学べば
単に何年後にどうなるというより、
治療はこのようなステップを辿り、
この人は今この段階にいるから、
これだけの時間がかかると、
目の前の患者さんへの時間的な解像度は高くなると考えられます。


以上
解像度を構成する4つの要素を書いていきました。

次は再びインテグラル理論関連を載せていきます。

治療家の鋭い洞察力を作る構造化について

前回視野が狭いセラピストは一つのアプローチや一つの問題に固執して、
その人ならではの問題や
自分の最適なアプローチを選べなくなることがあるため、
そもそも論や視点の変化で多様性を獲得することが広さに繋がることを記載しました。

 

ここまで深さと広さについて書きましたが、

恐らくここを意識して学んでいる人は少ないであろう

構造について今回は記載していきます。

 

構造=連結と切り捨て

 

「構造」とは、「深さ」、「広さ」の視点で見えてきた要素を、

意味のある形で分類し、要素間の関係性やそれぞれの相対的な重要性

を理解することです。

例えば
制約理論やMECE
セラピストとして活用してるのは
さとりきねしの多層多次元に渡る身体構造の概念や
あずみのさんの糖鎖とホルモンの関係

note.com


など適切な分け方や分類があると
それを元に問題と課題の因果関係が掴みやすくなるなどあります。

つまり何が重要でどういう繋がりがあるからその検査や手技を選ぶのか
明確に理由を持って説明できるようになるのです。

 

これらは高い解像度を持った構造化ですが、

自分で構造の解像度を上げるとなると、

自分の行動をシステマティックに捉えて、

その行動の目的や解決したい課題の意識づけのもとに

範囲・パターン・相性・制約

を考えるようにと言われています。

 

実際に理学療法にしてもカイロプラクティックにしても

システムですので目的が違えば、

解決できる範囲や制限が存在します。

 

今ある課題をもとに

自分がどんなシステムを作りたいのか

どういう構造なら適切な切り口や洞察に導けるのかが

重用になってきます。

 


また構造の解像度が低いケースをあげると、

巷で流行りの筋膜系や関節系は
深さが優れているが、
対象組織が限られている問題から
切り口が限られていたり、
様々な手技を学ぶだけだと構造化不良で繋がりが見えずに

もっともっととなりノウハウコレクターで終わる
こともあります。

 

最後に時間について書いていきます。

和多志たちの世界は

決して凍り付いた画像ではなく、

日々ダイナミクスに移り変わる動画とも言えます。

 

ですので

この要素が欠けると

化石ないし過去の遺産として

問題の解決に貢献できないこともあるでしょう。

井の中の蛙ならぬ治療家にならないために

前回カルト的な指導者につくと
疑問を持つことを封じられるため

自分の頭で考えられない事が深さを阻み、

きちんと目的や目標を高くして
症状ではなく症因の探求をすることで深くなる

という話をしました。

 

ですが
どれだけ深く学んだとしても
問題点がそこになければ
解決はできないので
様々な問題点や解決法に辿り着く
多様性すなわち、広さについて解説します。

 

広さ=選択肢の数

 

ロジックツリーで言うと
分化する時のカテゴリー数
に該当します。

これは、考慮する原因や要因、アプローチの多様性を確保することです。
そのことによってより確実に
患者さんやセラピストに合った選択を取れます。

 

広めるためには
まずゼロベースで考えると
提唱者の馬田隆明氏は述べています。

そもそも何のためにあるのか?

そもそも必要なのか?

そもそもどうやって作ればいいのか?
などを考えるとのこと。

 

和多志自身も
学んだ先生から理学療法士には
カイロプラクターのような哲学がないと教わってから
理学療法の存在意義や
自分は何のために治療をするのか?
そもそもなぜこの人は和多志のリハビリを受けるのか?
など考えると
単純に手技だけ極めればいいのではないと
視野が広がった経験があります。

 

他にも視点や視座を変える話がありますが、

これはフェスタで話したので割愛します。

(ちなみにインテグラル理論にある
AQALは自分の視座や視点を変える
見方に役立ちます)

 

それに対して
広さを狭める働きもあります。

例えば理学療法だと
身体やリハビリのことばかり重視して、
専門でないからと心の問題を無視する傾向があります。


もしそれらを疑問に思っても
解剖や運動学の学び不足を責めて
心理的な肉体の影響を無視したり、
大多数の治療家は霊や氣をインチキ扱いして、

オーラやチャクラの問題から思考停止しています。

だから
理学療法はこうあるべきとか
スピリチュアルは嘘とか
偏見や主観で疑問や議題を捨てるからこそ
視野が狭くなっていき、
一定の部分で広げれない問題に突き当たります。


もし広さが適切ならば
別の団体や職種に対して
敬意を持って自分はできないことを
彼らはできると委託することや、
(霊の事はわからないが、きちんと見れる人はこの人だと認知できる)

自分達が一番深く掘れる、解決できるのはここだと、
クライアントや周りに論理的かつ合理的な説明や

信用を得られるコミュニケーションに繋がります。

 

このことで深さの偏りを広さに目を向けて

解決できる事もありますが、

この2つだけでは解決できない理由が

残り2つの項目にあります。


次は構造について話していきます。

海底よりも深く治療に潜り込めるか?

前回最近の整体や治療という世界は本来ある
明確さや鮮明さを失い
粗く曖昧で煩雑にした結果

様々な悩みが発現していると書きました。

その世界観が当たり前と思う限り
探求や極みの道にシフトできないと記載し、
そのために解像度を上げようと書きました。

 

解像度は
「深さ」「広さ」「構造」「時間」
で構成されるので
そのうち今回は
深さについて解説していきます。


深さ=根本を捉える

 

ロジックツリーで言うと
なぜを繰り返して細分化する過程
になります。

「なぜ」この問題が発生しているのか、

「どのように」解決するのか、

などを問い続けられるかです。

つまり、問題の原因を突き止め、その原因を解決するための方法を探究することです。

和多志の印象ですが
職人や腕のあるセラピストや
そこから学ぶ人は
この段階で躓いている人は少ないと考えられます。

 

まず
掘り下げる方法として、

内化(読む、聞く)と外化(書く、話す)

を繰り返すことが必要です。

 

提唱者の馬田隆明氏は
行動する事が大事と仰り、
書く・話すなどを通して
なぜを7段階まで作るのが大事だと言われています。

 

ですが
治療家は技術職なので
必ず養成校に修学したり、
師匠のもとで修行をするなど

一定の知識や経験の確保から

深さはそれなりにあると見れます。
(7段階目までは資格取得レベルの学びを
臨床に出てからも同じ量と質を繰り返せてだと思いますが)

 

だから
痛みに対しても
それがどの筋肉なのか答えられ
痛みの出る関節はどんなものなのか
答えられています。


けれども
深さが足りないと言われるのは
2つありまして
一つは症状で満足して、
病因を突き止めない

二つは教師や師匠の意見を重視して

事実に対して深堀をしてない
ことが考えられます。


深さを阻む毒師匠を疑え

 

一つ目の症因ですが
目的が浅いと質問や深堀も浅くなります。

例えばインテグラルヒーリングだと
その人の心身魂影を癒やすなので
この4つが繋がっている根っこまで
深く掘る必要がありますが、

痛みを取るとか
患者がスッキリ満足して帰ればOK
だと症状を追って解決すれば
それで疑問が終わるからです。


ともあれこれは
目的や目標を変えればすむのですが
問題は誰の学びにつくかにもあります。

 

もし師匠や先生が自分の権威性や万能感を出すために、

下を落として成長を望まない人間だと
生徒や弟子の難しい質問などに
いらついたり、
疑問を持つことを悪とする事もありました。


これはこの記事に書いた
症状や症因を無視させて
アンバーにありがちな

自分の思想や手技だけを崇拝させる
カルト的な協会や団体があげられます。

 

その結果質問や疑問を排除して
「お前はこの手技だけやればいい」
理学療法士はこれさえ知ればいい」
等と妥協して

セラピストが師匠の言うことを鵜呑みにすると、

自分の頭で考えようとしなくなり、深い学びを得られなくなり、
海底よりも深い治療の底には行けなくなります。

 

そのために

内化と外化が必要なのですが、

セラピストの場合この次の広さが大事かもしれません。

 

ですので
次は広さについて書いていきます。

治療の解像度を上げる~世界をクリアにするための地図~

整体手技フェスタと言うのがありまして、
そこで発表する内容をここであげてみます。


現代の治療家の問題

専門性を重視する業界でも

基本書籍や動画などを見ていても

・簡単に説明しろ
・難しい言葉は使うな
(小学生でもわかるように)
・誰にでも分かるようにしろ

など
万人受け狙いのコンテンツを目指す傾向にあると思ってます。


わかりやすく言えば
どの年齢でも、経験の有無を問わず、

入り口を広くしようとする試みがありました。

(某マーケティング会社の教材とかまさにそう)


正直ビジネスの成功や個を排除した組織作りを目指すなら良いのでしょうが

それが通用しない場面があることも知っておいた方がいいです。

 

それは

自分自身が探求や極みの道に入る時

です。

 

そもそもですが
職人と言われる
技術系セラピストや治療家が
治せない、わからないなどの
問題をよく見かけます。

 

具体的には

 

・患者の状態やニーズを正しく把握できていない
・適切な治療法や手法を選択できていない
・患者とのコミュニケーションがうまくいっていない
・自身の技術や知識が不足している

 

大抵はより経験や勉強を続ければ解決すると言われますが、

(要は努力すれば何でも解決すると)
インテグラル理論からするとその見方に一つ注意を警鐘を鳴らしたい所です。


なぜかというと
どれだけ多く経験を積んでも
どれだけセミナーや書籍を学んでも
ある部分が抜けていれば
上記の問題の解決策がズレる事があるからです。


ではそのある部分とは

解像度を上げる

という点です。

 

解像度について

 

解像度とは
パソコンやスマホの画面の
面積に対しての画素数ですが、
要は
くっきりと物事が把握できれば
解像度が高く
ぼやけた印象や対象の把握が曖昧だと
解像度が低い
と言われます。


殆どの(アンバーの)人は
約束された規律や集団の常識に従った経験や学びを積むだけで解像度が上がると思うでしょうが、
それは解像度の一つないし二つの要素しか包まない可能性があります。

解像度には
「深さ」「広さ」「構造」「時間」
とあります。


恐らくこの全てを意識して
セミナー作りや書籍の出版を意識してる方は少なく
ましてや受け手となるとより少なく狭くなりがちになります。


そして冒頭で記載した
「簡単にしろ」だと深さを犠牲にしたり
「難しい言葉を使うな」だと広さ潰して単純な狭さを要求するなど
本来の解像度を自分たちのキャパにあわせて粗くさせられているのが現状です。


だから
過度な単純化かつ簡易化の結果
多様ないし深い理解ができなくなり
柔軟な対応や正確な理解から遠ざかり
本来の癒やしやジョブを遂行できないことが考えられます。


ここにかいてある内容は
世間の常識とされがちな
難しい事を簡単にするノウハウを学ぶのではなく、
プロらしく複雑なものを複雑なままに捉えるための
思考術を伝える事にしました。


次回は解像度を構成する
「深さ」「広さ」「構造」「時間」
についてフェスタでは
話しきれない部分を記載していきます。

 

ちなみに参考書籍はこちら

解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法